債権回収とは

債権回収の前提
1, 取引先の信用情報を調査する

調査の方法は、(1)銀行に聞く、(2)同業者に聞く、(3)信用調査会社に聞く、などがあります。
調査の結果、取引先の財務状況に不安がある場合には、そもそも取引をしない、現金取引に限定する、担保・保証を取るなどの対策を考える必要があります。
2, 契約書を交わす

しかしながら、契約書を作成していない場合には、取引先から契約そのものを否定されることがありますし、金額や支払条件が違うなどと言われ、結果として債権回収ができなくなるリスクが高まります。
契約書において、金額や支払条件、その他債権回収に役立つ条項を入れておくことが、いざ不良債権を回収しようとするときに大いに助けになります。
3, 担保・保証を取得する

そのため、最初に契約を交わすときに、不動産、在庫・機械設備、売掛債権、預金・株式などを担保に取ったり、取引先の代表者(社長)等の個人保証を取ったりすることなどが考えられます。